しばらくご無沙汰してしまった英語、スクラップしていたメモを読んで、目から鱗。「英語は包丁やカナヅチと一緒で、自転車や水泳のように一度身につければずっと使えるスキルというよりは、ジョギングのように毎日続けることで身についていくスキル」いたく納得。
また、「英語が母国語でも変な英語を話している人はいっぱい」いるのだから、発音など、「間違えてもいいからできるだけ使う回数を多くする、それが上達する一番のコツ」だという。心が楽になった気がする。
英語上達一番のコツ今の時代、英語をやらないことは、少しもったいないと思います。英語というのは現在、世界とつながる上で一番使い勝手のいい言語である上に、世界中で英語の情報量は日本語の情報量よりも圧倒的に多いからです。
情報が大きな価値を持つこの時代に、英語の情報に触れることがないというのは、広大な庭が広がっているのに、ごくごく狭い箱庭で遊んでいるようなもの。世界にはおもしろいことがいっぱいあるのに、小さな箱庭だけしか知らないなんて、つまらないじゃないですか?
私は「英語は包丁やカナヅチと一緒です!」とお答えしています。包丁もカナヅチも基本的な使い方を学んだら、後は実際に使うことで上手になっていくもの。いちょう切りやカツラ剥きなど、包丁の使い方を完璧にマスターしてから料理をしよう、なんていう人はいません。料理をしながら包丁の使い方も上手になっていくものです。
英語も包丁と同じであくまで道具なのです。基本的な使い方を覚えたら、あとはどれだけ使うかが勝負。「完璧にできるようになってから、英語を使おう」というのではなく、「英語を使いながらマスターしていこう」と
私は大学時代にESSクラブに所属していたのですが、先輩の中で一番英語が上手な人はレコードやラジオを通して学んだという人で、一度も海外に行ったことがない人でした。
また、英語は自転車や水泳のように一度身につければずっと使えるスキルというよりは、ジョギングのように毎日続けることで身についていくスキルです。1週間に1度5時間勉強するよりは、毎日30分でも1時間でも継続して勉強する方が力になります。使わずにいたらどんどん忘れていってしまいますので、私は今でも毎日欠かさずポッドキャストを聞くようにしています。
また、英語の勉強をする時、とかく「読む、聞く」というインプットに偏りがちなのですが、同じ位「書く、話す」アウトプットの機会を持つように心がけると良いと思います。
世の中には英語が母国語でも変な英語を話している人はいっぱいいます(笑)。完璧を目指すあまり、「間違えたらどうしよう…」と使わずにいるよりは、間違えてもいいからできるだけ使う回数を多くする、それが上達する一番のコツです。(一橋大学大学院教授、石倉洋子)
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