ポイントは、「英語を語順通りに理解する」というだけ。言葉を使って情報を伝えることは、例えるなら「キャンバスに絵を描く」ようなもの―。日本語と英語で語順が違うということは、絵を描く順序が異なることと同じ。
いくつか例文を読んでみる。読みやすいようにスラッシュを入れておく。
Japan became the fourth team /
to qualify for the finals /
in Russia next year. //
サッカーのワールドカップに関するこの英文は、通常は「日本ば、来年ロシアで行なわれる決勝への出場資格を得た4番目のチームとなった」と訳される。それだと意味的には正しいが、日本語の語順に並べ替えられてしまっている。
そこで、
Japan became the fourth team /
(日本は4番目のチームになった)
to qualify for the finals/(決勝にいく権利を得た)
in Russia next year. //(ロシアで、来年)
Japan became the fourth team /
(日本は4番目のチームになった)
to qualify for the finals/(決勝にいく権利を得た)
in Russia next year. //(ロシアで、来年)
という具合になる。(『英語が最短で上達する超シンプル勉強法 英会話・リスニング・長文読解・単語学習のコツがわかる』より)
語順に従って理解していくことは、会話を想定すると、その重要性が理解できる。英文を聞きながら理解する過程は、まさに語順に従っているからだ。
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