2022年10月26日水曜日

英語は語順通りに味わうべきもの

 英語は語順通りに味わうべきものである。
 ポイントは、「英語を語順通りに理解する」というだけ。言葉を使って情報を伝えることは、例えるなら「キャンバスに絵を描く」ようなもの―。日本語と英語で語順が違うということは、絵を描く順序が異なることと同じ。
 いくつか例文を読んでみる。読みやすいようにスラッシュを入れておく。
Japan became the fourth team /
to qualify for the finals /
in Russia next year. //
 サッカーのワールドカップに関するこの英文は、通常は「日本ば、来年ロシアで行なわれる決勝への出場資格を得た4番目のチームとなった」と訳される。それだと意味的には正しいが、日本語の語順に並べ替えられてしまっている。
 
 そこで、
Japan became the fourth team /
(日本は4番目のチームになった)
to qualify for the finals/(決勝にいく権利を得た)
in Russia next year. //(ロシアで、来年)
 という具合になる。(『英語が最短で上達する超シンプル勉強法 英会話・リスニング・長文読解・単語学習のコツがわかる』より)

 語順に従って理解していくことは、会話を想定すると、その重要性が理解できる。英文を聞きながら理解する過程は、まさに語順に従っているからだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿

美しい文章は暗記する

 美しい文章があったら、それを暗記することです。美しい文章でないものを暗記しようとしてもできるものではありません。しかし、自分が心から美しいと感じると、日本文でも、英文でも、それを暗唱したくなるのが当然です。そして、それを暗記したら、その文章を使って何か別の文章を書いてみることで...