2022年12月10日土曜日

逆接読解マーカー(「but」や「assume」)

 英語では、最初に一般論を書かれた場合、後ろに逆接の読解マーカーがきて、筆者が主張を述べることが多い。
例文
Japanese people assume that every American speaks English. → (一般論)
but this is not true. → (筆者の主張)
アメリカ人はみんな英語を話すと日本人は思い込んでいる
それは事実ではない。
 assumeは「(根拠はないが)〜と思い込む」という意味で、一般論を導く際によく用いられる動詞で、読解マーカーである。
assume that SV「SがVすると思い込む」
the assumption that SV「SがVするという思い込み」 assumptionは名詞
 英文を読んでいて、上のような形を見かけたら、that節内部には一般論が書かれていそうだな、という予測を立てるとよい。そして、その後ろにbutやhoweverといった読解マーカーがあることを確認し、その直後にくる筆者の主張に注意を払うように心がける。そして、このように「一般論 → 逆接の読解マーカー+筆者の主張」がセットで出てきている場合、「一般論 =弱」「筆者の主張=強」と理解して大丈夫!!(『英語長文の読み方流れが見える読解マッピング』、佐々木欣也著旺文社、2013年、p18からの要約)

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